米・雑穀

天神米 / 愛媛の自然や農地条件に適したお米の品種を生産。減農薬や有機肥料で育てた自慢のお米を「天神米」ブランドとして販売しています。天神の冠は、この地の呼称“天神耕地”に由来しています。 / 赤、黒、緑… / 色には栄養があります / 黒色はポリフェノールの一種、アントシアニン。ミネラル類も豊富です。その豊かな効能から“薬米”の別名も。 / 「コシヒカリ」と「黄金晴」を交配したお米で、粒は小さいながらも厚みがあり食べ応えも良く、料理を選ばないお米です。 / 玄米の色が赤褐色で、糠の部分赤色系色素(タンニン)を含んだお米。各種ビタミン類が豊富です。 / 緑米の緑色の正体はクロロフィル。その他亜鉛、マグネシウム、食物繊維も豊富です。もち性で柔らかいのが特徴。

雑ではない“The穀” / お米だけでは足らない栄養を雑穀で補う / 古来、日本は米だけでなくさまざまな穀物を生産していました。雑穀というと、なんだかまずいような印象がありますが、食べてみると実に美味いものが多いのです。黒米・赤米・もち麦・キビをブレンドした四穀米をはじめ、栄養価が高くミネラルの豊富な雑穀を、たくさんの方に食べていただきたいと思います。 / たかきび:ミートミレット(雑穀のお肉)と言われるほど食感が挽肉に似ており、炊いて味付けをすればハンバーグやミートソースの代用にもなります。 / もちきび:たんぱく質やカルシウムが豊富。鉄分やマグネシウム、亜鉛といった摂取しにくいミネラルも含んでいます。 / ういろう豆:表皮が黒く中が緑色の珍しい豆です。黒い皮の部分にポリフェノールを含んでいます。 / しこくまい:黒米・赤米・もち麦・キビをブレンドしています。研いだお米にお好みの量(お米1合に大さじ1杯が目安)を入れ、そのまま炊くだけ。自然塩をひとつまみ入れて炊くとより旨味が際立ちます。 / おしはだかむぎ:玄米に比べ、糖質、カルシウムを多く含みます。 はだか麦の機能性成分の中で最も主要な成分は食物繊維で、白米の15倍以上と言われています。
私たちが作っています

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株式会社 黄金崎農場 [青森県]

http://www.koganezaki-farm.jp/

津軽は岩木山の麓の農場で馬鈴薯、小麦をはじめ大根、にんじん、大豆やキャベツを主に栽培しています。需要との無駄のないマッチングを図るため“契約栽培”で作付け。必要なものを必要なだけ、というオーダーメイド方式です。平成17年からジェイ・ウィングファームの牧さんを顧問として迎え入れ、指導をしていただいています。雑穀は“たかきび”が主で、これも全量、愛媛まで送っています。昨今の健康食志向で雑穀にスポットが当たっているのは我が事のように嬉しいですし励みにもなります。

話し手:黄金崎農場 代表取締役 佐々木君夫

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株式会社みちのく 伊藤ファーム [岩手県]

岩手県が“雑穀生産量日本一”と呼ばれるのはすなわち弊社の生産量ゆえだと自負しています。ヒエ、アワ、キビ、タカキビ、トウモロコシ、ソバ、ハトムギ、エゴマ、アマランサス、黒千石大豆などを栽培、また自社で加工しているので取引先や飲食店に合わせた商品を開発できることが強みです。
また東北の気候風土に合った作物を育てることを重視しており、その土地それぞれの特性を活かしたモノ作りこそが農業の多様性であり面白さでもあると考えています。流行りを追うような無理な作付けはモノにもヒトにも優しくありませんから。

話し手:みちのく伊藤ファーム 代表取締役 伊藤正男